尾上墨雪の日記

東北関東大震災

2011.03.22

今回の大震災でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り致しますと同時に、被災された皆様に心よりお見舞を申し上げます。

私はその時、国立劇場の楽屋に居りました。いよいよ来たかと一瞬覚悟した程の激しい揺れと「逃げて下さい」との叫び声に慌て「えっ」と発しながら、皆で外に飛び出ました。そこには顔面蒼白で泣いてる人も居ましたが、東北は正にそれどころではありませんでした。
テレビでその壊滅の有り様を繰返し見れば見るほど、地震の後の津波の恐ろしさ、物凄さに驚き只ただ唖然とするばかりで。この中にどれ程の人びとが流されているのかと重苦しく思いながら、画面をジッと見詰めるばかりでした。何か私に出来る事がないかと思うが何も出来ず、出来る事と言えばただ踊ることしか無く、いつも通り皆と稽古し舞台で真に踊り、互いに励まし合う事しかない。と、心苦しく思っておりましたが。しかし普段のリズムで生活する事が案外重要な事かも知れないと思い直しました。
国立劇場主催の「素踊りの会」は地震の翌日は出来ませんでしたが、2日目は開催し私は「まかしょ」を踊りました。開催したことはとても良かったと改めて思います。
この不測の一大事の時、中止になる舞踊会が沢山有りますが、それは本当に残念なことです。電力不足、交通不安、様々な困難が有り大変でやむを得ないとは思いますが、自粛ということで止めにせず、ぜひ、出来る限りの事を考え、開催をしてほしいと切に願います。そうする事が人びとを元気にし国を維持し復興の活力になると私は信じます。
それこそが芸能の力、芸能者の役割ではないでしょうか。
私は会催を応援します。
その為にも今、正に身近に出来る事と言えば節電で、ウチでは娘の紫が何時になく熱心に電気を消しております。
被災された方々の早い復興を祈念します。
                                  尾上菊之丞



菊泉賀の会

2009.02.02

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浜松で『菊泉賀の会』が開催され、大きな劇場でしたが、沢山の人にお越し頂いた。賑々しく盛会でそれぞれ心のこもった演目だった。終った後ホッとすると同時に皆喜びに満ち溢れていた。皆さん、若いと言う年頃ではないがその表情は可愛いらしく屈託なく素直で微笑ましかった。
私は菊泉賀さんの江口で西行法師を勤めさせて頂いた。勿論、気持ち良く踊らせて頂きました。又、浜松の皆さんに久しぶりに会えたのもとても嬉しかった[菊泉さんが居ないのは寂しいが]。
写真は、今日使った扇子です。35年前、朝倉義影(よきこと会)で使用した扇子《朝倉摂先生作》です。


キッズ伝統芸能体験教室

2008.06.16

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今日、15日(日曜日)新宿の芸能花伝舍でキッズ伝統芸能体験《主催、東京都と芸団協》のデモンストレーションが行われた。
日本舞踊・能楽・箏曲の三コースがある。小学校三、四年を中心に百人程が集まり、三つに分かれ、それぞれ30分づつの稽古を体験した。
子供達は正座で真剣に講師の言う事を聞いていた。その様子は素直でカワイくとても(私は)嬉しく、とても良い雰囲気でした。
日本舞踊は八月から月に2、3回稽古をして【①東村山市市立中央公民館では土曜日、②新宿区芸能花伝舍では日曜日】来年三月八日に国立劇場小劇場で発表会が行われる。
どんな事に成るのか、実に楽しみです。
講師 西川大樹、若柳里次郎。 監修 尾上菊之丞
写真はその体験教室の様子です。


心新顔

2008.06.11

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尾上流のホームページを一新いたしました、ですから私の日記も新に書き出します、宜しくお願いします。

私が大切にしている創作舞踊劇場の公演『欲望という名の電車・青春』も終わり今、ホッとしています。私は青春に、紫は欲望(ステラ)、青楓は制作とこの公演に携わりました。ありがたい事です。
二つの作品とも、とっても良かった思います。【欲望という名の電車】はとても綺麗でステキに仕上がっていました。舞踊詩【青春】も六つの作品がそれぞれ個性があり若い舞踊家達が活力ある踊りで創り上げていました。

来年は場所を国立劇場小劇場に変えて七月上旬にいたします。すでに企画を様々考え、練りに練っております。ご期待下さい。一味違う創作をお目にかけます。


尾上流サイトが新しくなりました

2008.06.01

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これからこのページで日記を更新して参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。


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