尾上紫の日記

謹賀新年2010

2010.01.01

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皆様

新年、あけましておめでとうございます!

旧年中は多くのご支援を頂き、誠にありがとうございました。

本年もよろしくお願い申し上げます。


昨年は私にとっては忘れることのできない年になりました。

年明けから、藤間紫先生との濃密な稽古を経て、
舞台をご一緒したのも束の間、
その先生がひと月後にお亡くなりになり、
改めて、舞踊家として背中を押されたのが
スタートでした。


そんなこともあり、久しぶりのリサイタル開催を
突然に決断し、年の締括りに
セルリアン能楽堂にて開催。

また今年はかねて本公演で踊るのを
熱望していた『櫓のお七』を、
国立大劇場というこれ以上ない場で実現でき、
幸せな機会に恵まれた年でした。


プライベートでも自分自身と向き合うことが非常に多く、
自分という人間をより知ることができたのは、
大きな収穫でした。


今年はそれらを良い糧とし、さらに飛躍したいと思っております。

引き続き、暖かく見守っていただければ幸いです。

2010年の皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。


2010年 元旦

尾上 紫


鐘ヶ岬

2009.12.06

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引き続き、リサイタル写真をアップしました。
今日は「鐘ヶ岬」です。

12、3年くらい前、新春舞踊大会で踊って以来、
踊るのは二度目になります。
前は、まず地唄ではなく荻江だったこと、
そして、娘の扮装で踊りましたが、
もとは太夫の格好で踊るものだと聞いていたので、
次はそのようにやりたいと思っていました。


今回、まず連獅子が先に決まり、それに合う、というか
対比するような踊りにしたいと思ったので、
素踊り⇔衣裳付け、男⇔女
ということで、思いつき、前とは趣向を変え、
地唄の鐘ヶ岬を太夫の扮装で踊ることにしました。

もうひとつ前にやったときと違うのは、
手事(歌と歌の間に挟まれた楽器、ここでは箏の部分)
を入れたこと。
新春では時間制限もあり、踊れなかったので、
今回、初挑戦させていただきました。

太夫で踊ることによって、ぐっと艶やかに、
そして手事を入れたことによって、より華やかに
なったと思います。

尾上流の鐘ヶ岬の振りは、私はとても好きで、
踊っていてもとても流れがあって気持ちを乗せやすいです。


連獅子と鐘ヶ岬、ふたつの踊りをプログラムすることで、
今回のリサイタルのテーマがはっきりしたと思います。
挑戦と深究、そしてシンプルかつラグジュアリーです。

これは今後も私のリサイタルのテーマになります。
より良い舞台を観ていただけるよう、
これからも努力していきたいと思っております。
どうかご支援よろしくお願いいたします!


リサイタルのお礼と連獅子

2009.12.03

12月に入り、今年も残りひと月を切ってしまったことに、
かなり驚きです。


さて改めまして、先月の私のリサイタルにおきまして、
多くのご声援、誠にありがとうございました。

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連獅子はこのところの念願だったので、踊ることができ、
本当に嬉しかったです。
私は、もしかしたら連獅子を踊ることはないかもしれない
と思っていました。
普通に考えれば、ニンではない、というか、
父と弟が踊ることになるので。
一昨年に父と弟でやりました時、とてもうらやましく
観たことがあって、その成立具合がまたとても良くて、
一度くらいは挑戦したいと機会を狙っていました。


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今回、能楽堂でリサイタルをやることになり、ここでなら素踊り
で踊るのは私に合っているかもしれないと思い、決めました。


色々なご感想をいただきましたが、父と息子の連獅子が通常の中、
父と娘の親獅子、子獅子は新鮮だったようです。
そういえば、私も観たことがなかったかも!
父娘の連獅子を踊り自ら感じたのは、親が与える試練は、
別に男だからとか女だからとかではなく、
シンプルにたくましく成長させるためのものなんですよね。

今回観てくださった方に、改めてそんなことも感じてもらえていたらと思いました。

皆さんにお父様に感謝して、いつまでもお元気でいられるよう
大切に、いいもの食べさせてあげてください、、、
と、言われました!
…そうします(*^^*)

次回は、鐘ヶ岬の写真をアップします!

 



第5回 尾上 紫リサイタル 11/10(火)開催!

2009.11.10

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第5回 尾上 紫リサイタル

日時 2009年11月10日(火)午後7時開演

場所 渋谷セルリアン能楽堂


演目 長唄『連獅子』、地唄『鐘ヶ岬』

出演 尾上 紫 /尾上菊之丞


チケット:A席 8,000円/B席6,000円   


お問い合わせ:尾上流事務所
tel 03-3541-6344   


   ご挨拶

菊薫るころ、皆様には、
お健やかにお過ごしの事とお慶び申し上げます。

さて来る11月10日(火)、渋谷セルリアン能楽堂に於きまして、
第5回 尾上紫リサイタルを開催させていただきます。

今回は古典から二題。

「連獅子」は初めて踊らせていただきます。

「鐘ヶ岬」は以前踊らせていただいておりますが、
また新たな気持ちでのぞみたいと思います。

挑戦と深究は私のテーマです。
それを基にシンプルかつ
ラグジュアリーな舞台をめざしたいと思っております。

お忙しいとは思いますが、ぜひ、ご来場いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。    

               尾上 紫


櫓のお七

2009.09.19

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「東都八景四季賑」@国立大劇場で、
義太夫「櫓のお七」を踊りました。
ご来場くださった皆様、本当にありがとう
ございました!!!


先日の芝居が終わってすぐの公演だったので、
なかなかハードでしたが、無事に終わってホッとしてます。


「櫓のお七」は思い入れがあって、
というのも、2年前、文化庁の学校巡業で、踊らせて
いただきました。

四国の小、中学校16校まわったわけで、つまり
16回踊らせていただきました。


それまで踊る機会がなく、人形振り自体初めての挑戦でした。
日本舞踊ではたった一度の本番が通常なので、
劇場ではないけれど、毎日、しかも16回公演というのは、
ありがたい、貴重な経験でした。


こんなに経験をさせていただいたのだから、
いつかは、本公演で、劇場で踊りたいという思いが強く
ありましたが、こんなに早く実現するとは!
感謝です、ほんと。


今回踊らせていただき、巡業でお世話になった方々にも
とても感謝の気持ちでした。
その時、一緒にまわった先輩や仲間も、今回別の演目では
ありましたが、ご一緒していたり、
観に来てくれていたり、なんだかとても感慨深かったです。


そして、また踊りたいとさらに強く思いました。
私はお七が大好きです。
女性なら、恋に身を焦がすということに、どこか
共感するはず。

彼女の切なる想いをいつまでも表現できる、踊り手で
ありたいです。

またお七になれる日が、今から待ち遠しい。
そんな気持ちです。


TAKE ACTION!

2009.09.15

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「LOUIS VUITTON CHARITY GALA FOR
“TAKE ACTION!”2009」
が開催され、出席してきました。

今回は2度目ということですが、私は初めて出席。
ガラの中ではチャリティーオークションが行われ、
その収益金は、今年は日本の伝統工芸支援に
あてられるとのこと。


こういうチャリティーは、日本ではめずらしいことですが、
とても意義のあることだと感じました。

写真はガラでご一緒した、祇園の芸妓さんの豆涼ちゃん。
同い年で、久しぶりに会って、普通にはしゃいでる私たち。笑


終わった〜

2009.09.10

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『わるくち草原の見はり塔』無事に千秋楽を迎えました〜!
観にいらして下さった方々、本当にありがとうございました。


写真は打ち上げのときに、今回、男性編で私の役をやられた
村上さんと記念撮影したもの!


女子は8日に一足早く楽を迎え、最終日の昨日は男性の楽を
観劇して、バラシ(撤収)をみんなで手伝ってから、全員で打ち上げでした。
そうです、今回は仕込み&撤収もやりました。
舞台人生そこそこ長いけど、これは初めて。
機材搬入、照明仕込み、暗幕はり、などなどのお手伝いです。


なんか、スタッフさんへの感謝の気持ちが高まりましたね。
踊りの舞台でもこういうことをやってもらってるんだって、
当たり前じゃないんだって、感謝だなって、思いました。


今回、稽古は本当に厳しくて、ゴール地点がまったく見えない
マラソンを走らされているような日々でしたが、本番中頃から楽しくなりました。


千秋楽は本当に楽しかった!!
思えば稽古初日のころ、こんな気持ちで楽を迎えるとは思いもしなかった。
女優8人がこんなに仲良くなれるとは!
そう、舞台上では仲悪いけど、実は仲良しでした。
今回、共演者とは本当に良い仲間になれて、
みんなでひとつの舞台を創ってるんだって実感をもてました。

本当に支えられました。ありがとう。
最後までやりぬけたのは彼女たちのおかげ!
感謝、感謝、本当に感謝っ ですっ!!!

男性の皆さんとは稽古の入れ替わりに挨拶くらいしかできなくて、
あとはお互いの稽古を見学する程度の交流だったのですが、
刺激をもらいました。


私はチドリという役名でしたが、
男性はヒラタという名で、同じ役を演じてた村上さんからは、
色々勝手に盗ませてもらいました。

嫉妬さえ感じるほど、刺激を受けましたが、
どちらにしても、難しい役で、同じ苦労をしょってると、
勝手に思っておりました。

舞台上でも、普段も、不思議な雰囲気の素敵な俳優さんでした。
ほかの皆さんとも、やっと打ち上げでたくさんお話しができて
楽しかったです。
男女みなさん、本当に素晴らしい俳優女優さんたちでした。


いっぱい怒られたけど、演出の山中さんにも感謝です。
この役をやらせて下さって、本当に勉強になったというか、
いろんなことを感じました。
悔しい気持ちにもさせられたし、良かったと言われたときには
勇気をもらいました。


この芝居に出演できて良かった。
チドリをやれてよかった。
みんなに出会えてよかったです。


そして次に向かって、出発です!


誕生日

2009.08.30

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ついに35歳になりました。
でも今年は誕生日どころでは本当になくて、
実は忘れていて、自宅で台本とにらめっこしていたら、
学生時代の友人からおめでとうメールがきて、
誕生日を迎えたことに気づきました。

ま、そんな感じで、稽古場に行き、いつもと同じように、
へとへとになった、というか、少々へこんで帰ろうと
したところ、

なんと共演の女子たちがBirthdayケーキを用意して
くれていて、お祝いしてくれました!
私、実は当日サプライズは生まれて初めてで、
とっても感激でした!!

すごい美味しかった、キャラメルケーキ♡
ありがとうだよ。
舞台、良いものにしなきゃね!



エネルギー!!!

2009.08.24

『わるくち草原の見はり塔』の稽古に励む毎日です。
自分がすごくちっぽけで無能に感じる、結構つらい稽古ですが、
もうとにかく試練だと思って稽古場に通っています(^^!
何年か前にイチロー選手が、打てない日々に毎日吐きそうだった
みたいなことを言っていたのを思い出しました。
そう、本当には吐きそう。。。あ、失礼しました。

でも、こんな日々のなかで、思ったのが、最終的には気合いかなと。
演出家さんに言われたんですけど、エネルギーが足りないと
伝わらないんですね、きっと。
だから、ありったけのエネルギーと集中力で、やっていこうと
思います!!!

稽古も、毎日、本番のつもりでやろうと。
稽古は本番のように!
本番は本番のように!!
がんばりますので、是非、観に来てくださいね〜〜〜!



わるくち草原の見はり塔

2009.08.11

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9/3〜9日まで青山円形劇場で芝居をやります!
「わるくち草原の見はり塔」です。

稽古も始まりました。
共演は小劇場で活躍する俳優さんたちで、
とても新鮮な出逢いです。

8人の群像劇で、同じ台本を男女2バージョンで上演します。
もともと男性バージョンがオリジナルで、
今回再演するにあたり、
女性バージョンを初演することになりました。

とてもシュールな内容ですが、
誰かしらに共感したり、反感持ったり、
自分の奥底にあるいや〜な部分をえぐられたり、と
今、稽古していて、ちょっとどっきりすることもあります。

ディープな中にも、くすっと笑ってしまう部分もあります。

過酷な稽古になるかもしれないけれど、
新しい自分も見せられるかもしれない、
そんな期待もあります。

たくさんの方に観に来ていただきたいので、
是非、足を運んで下さいね。

詳しくは、公演情報にアップしてあるので、そちらを
ご覧ください!


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